初めてのテント泊と蝶ヶ岳のつづきです。
前日は徳澤園でテント泊をして、次の日は5時前から蝶ヶ岳へ向けて歩きだします。
今回のルート
徳澤園にある登山口から登り始め、長堀尾根ルートを登り、槍見台から下りていきました。
ずっと樹林帯
日の出前の朝もやの中を歩いていきます。
空気がキンとしており、とても幻想的な景色のなかを歩いていきます。
樹林帯をゆっくりと歩くことおよそ2時間、雪が出てきました。
このあたりからさらに登っていくと、一面雪となっていきました。そのあたりからは、アイゼンを付けて登ります。
池
樹林帯をひたすらのぼっていくと、名もなき池が出てきました。当然ですが、池はカチカチに凍っています。
この池が山頂近くにある妖精ノ池だと思っていましたが、さらにこの後にも2つ池が出てきます。
急斜面を下ったところに、2つめの池。池・・・なのか?
どうやらこれが、妖精ノ池だそうです。
雪がない時期だったら、ちゃんと池・・・なんでしょうか?
妖精ノ池まで来たら、山頂まではあともうひと頑張りです!
樹林帯を抜けると、北アルプスの景色がとても美しく広がっています。
蝶ヶ岳山頂
そして山頂に到着です。
到着が12時ごろなので、約5時間ほどかかりました。
この日は登山者も少なく、山頂には誰もいなかったので貸し切り状態でした。なので、山頂でしばらく景色を堪能させてもらいました。
山頂の景色をしばらく堪能したあとは、蝶ヶ岳ヒュッテの外の机を借りてご飯を食べてすぐに下山しました。
下山は横尾方面におりていくルートで、こちらのルートは距離は短いのですが傾斜が急なので慎重に下っていきました。傾斜が急なため同行者が1人顔から転倒したりとヒヤリとした場面があったので、こちらのルートから下山する人は気を付けて下りてください。
まとめ
今回、初めてテント泊を体験しましたが持って行けばよかったもの、いらなかったものなど荷物の見直しをするいい経験をすることができました。
乗鞍以外では高山を日帰りするのは初めてだったので、下りてきたころにはヘロヘロになってしまいました。なので、自分の体力ではまだこのくらいの歩行時間、標高差では日付を分けて登った方がいいということを身をもって実感したので良かったかなって思います。
なによりも、蝶ヶ岳から下りてきて、横尾から徳澤園まで戻ってきてテントを撤収し、すべての荷物を持っておよそ2時間かけて河童橋まで歩いたことが一番ツラかったので、これから北アルプスへ行くときの参考になりました。