登山はじめて9年。
今まで冬の山といえば鈴鹿山脈など、軽アイゼンで行ける雪山で遊んでいました。
たまたま、3年前に雪上歩行訓練などをやってくれる人がいて12本アイゼン・ピッケルを購入して八ヶ岳の天狗岳に行きました。
標高が高いため、環境はとても厳しいですがシーンとしていて白と青しかない世界。
本格的な雪山をもっとやっていきたい。
そう思い2021年より山岳会に入会しました。
山岳会では主にどんなことをしているのか紹介します。
ただし、山岳会によってトレーニングや教育を行うところもあれば、まったり登山を楽しむだけの山岳会もあるので山岳会が全般的にやっているわけではありません。
雪山に向けたトレーニング
タイトルのとおり、山岳会では本格的な雪山に行くためのトレーニングを秋に行います。
具体的には、12本爪のアイゼンに慣れるためにアイゼンを装着した状態で岩登りを行います。
あとは、希望があればアイゼンを装着した状態で山に登ったりもします。
これらは、雪山で岩場が出てきたときもしくは、雪と岩のミックスの場所が出てきても登れるようにするトレーニングです。
岩場が全くない山ならともかく、赤岳とか八ヶ岳の南の方の山は岩と雪のミックス帯が出てくるのよ~
岩にアイゼンの前爪2本を引っかけて登る練習をしないと、なかなか出来ないし。
雪の赤岳に登ってこのトレーニングを本当にやって良かったって実感してるよ。
アイスクライミング体験
毎年、アイスクライミング体験をやっています(私が所属し始めてからは毎年)。
八ヶ岳の赤岳鉱泉にあるアイスキャンディーは有名かと思いますが、そういった体験でも出来るアイスキャンディーでアイスクライミング体験を行います。
それでアイスクライミングが楽しいって思ったら、そういう方向性の山遊びに転換することも出来るしね。
アイスクライミング仲間を増やすための先輩たちの作戦だね。
ただし、本格的にアイスクライミングをやろうって思うと装備を揃えるのに20万円以上の出費を覚悟しないといけないのよね~
山岳会なんて若い人は入会するべきではないと言っていた私
以前、若い人は山岳会なんて入会するものではないとブログを書いた私。
心臓病を持った女が、山岳会を体験したらヘロヘロになったはなし
今思えば、体験山行に行った山岳会がおかしかったんだなって思います。
ちゃんとした山岳会なら、体験山行に来た人にペースを合わせてくれるものだよ~
それに今思えば、その山岳会の歩くペースが速かったし。
所属している山岳会は教育や勉強会もちゃんとしていて、山の経験が少ない人でも1~3年後にはテントを担いで縦走やクライミング、バリエーションルート山行、沢登り山行などが出来るようになります。
この辺りは、本人のやる気とやりたい方向性によって変わってくるけどね
まとめ
山岳会に所属するまでは、否定的だった私ですがいざ入会してみると、今まで個人的には行けなかった山やクライミングをすることが出来るようになりました。
これは、本当に大きいなと思います。
特に本格的な雪山に行こうと思うと、知識や経験無しでは非常に危険です。
本格的な雪山に行きたいなって思っている人は山岳会への入会をおすすめします。
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