2016年5月のGWに霧ヶ峰に行ってきました。
この日は、山登りが初めての友人がこの年の夏に一緒に富士山へ登る予定だったのでそれに向けた歩く練習です。
今回歩いたルート
スカイライナーと呼ばれるリフトに乗ったあと、もうひとつのリフトには乗らずに車山山頂まで歩いて登りました。車山山頂から八島ヶ原湿原まで歩きました。
スカイライナーから車山山頂へ
しばらくはこんな緩やかな坂を登っていきます。途中にはまだ雪が残っているところがありました。残雪をレフ版として撮影します。
山頂に近づくにつれて、坂も急になっていき階段も出てきます。休み休みゆっくりと登っていきます。
ふう・・・ちと、しんどい
車山山頂
天気がとても良く、空の青さが山頂に映えます。山頂にたっている鳥居からは富士山も拝むことができました。
鳥居に付けられているしめ縄が真横になっている様子から、風の強さがわかります。この日は快晴だけど、山頂は強風で時々体が持って行かれそうなほどの風でした。
山頂は風がとても強いので、山頂のドームを風よけにしてご飯を食べていました。私たちも山頂でご飯を食べる予定でしたが、あまりにも風が強かったので急いで八島ヶ原湿原へ向けて歩いていきます。
八島ヶ原湿原
八島ヶ原湿原へ向けて歩いていると、途中で小屋のような建物が見えてきました。
かつては営業をしていたのでしょうか?「kirimu」という文字とコーヒーの看板が付いていました。
この建物の外のスペースで、ご飯を食べさせてもらいました。
山小屋?カフェ?から歩いてすぐに、開けた場所に出ました。
この場所は「御射山遺跡」というところのようで、昔は神事がとりおこなわれた場所のようです。
この遺跡からすぐに八島ヶ原湿原が現れました。
時期が良くなかったのでしょうか?一面茶色で枯れた地のようです。
花などの植物もまったく見られませんでした。
湿原の様子がこんな感じだったので、1周することなく少し歩いてすぐに引き返しました。
湿原の入り口あたりには「御射山ヒュッテ」という山小屋があります。
八島ヶ原湿原に入る前にケーキセットという文字を見かけた私たちは、八島ヶ原湿原をそそくさと後にして、御射山ヒュッテでケーキを食べることとしました。
暖炉があって、とても雰囲気のいい山小屋でした。
私たちはコーヒーとパウンドケーキを頂きましたが、宿泊するととても素敵なご飯を出してもらえるようです。
気になる人はぜひ、御射山ヒュッテさんのホームページを確認してみてください。
まとめ
今回歩いたルートは距離があるので、普段山登りなどをしない人にはあまりオススメできません。しかし車山山頂まではリフトがあったり、八島ヶ原湿原の近くにも駐車場があるのでそれぞれ別々に見て回って観光をするのもいいでしょう。
八島ヶ原湿原や車山山頂など、霧ヶ峰は標高が1,500mを超える場所です。小屋もいくつかあるので、避暑として宿泊して山の上で過ごす旅行をするのにもオススメです。山登りをする人にもトレッキングを楽しめるのではないでしょうか。さらに、キャンプ場もあるのでキャンプをする人にもオススメです。
冬はかなりの雪が積もる霧ヶ峰なので、駐車場まで四駆の車でないと行けないかもしれませんが、冬は冬でスノーシューを楽しむことができます。トレッキングに、避暑に、キャンプに…ぜひ霧ヶ峰に訪れてみませんか?