2017年4月、山梨県にある黒岳に行ってきました。
この年の正月に富士フィルムから送られてきた、新年の挨拶メールに夜明け前の富士山と河口湖が綺麗に映った写真が載っていました。
その写真がとても綺麗だったので、思わず富士フィルムにどこから撮られた写真なのか問い合わせてみました。
その写真は、写真家からもらったものだということで、写真の詳細をわざわざ写真家の人に連絡をしていただきました。
すると、その写真は山梨県にある「黒岳」という山の新道峠の展望台から撮影されたものだと教えてもらいました。
それ以来、黒岳という山に行ってみたいなって思い、その年の4月に黒岳に行ってきました。
今回のルート
今回の地図です。
すずらんの群生地にある第1駐車場に車を停めて、水ヶ沢駐車場を歩いて新道峠の登山口からスタートします。
新道峠登山口から黒岳の山頂を目指す、ピストンで行ってきました。
すずらん群生地駐車場からスタート
車はすずらん群生地の駐車場に停めて、新道峠登山口まで歩いて向かいます。
この駐車場から登山口まではおよそ50分ほど歩きます。
時期は4月ですが、登山口に向かう途中の林道にはまだ雪が残っていました。
カチカチに凍っていたので、滑って転ばないように注意しましょう。
このような舗装された道路を歩いていくので、特に不便はありません。
林道はところどころで、景色が切り開いて、南アルプスの綺麗な稜線が見渡すことができます。
第1展望台
登山口からゆっくりと階段を登って10分ほどで、第1展望台に到着しました。
この第1展望台は、河口湖が木で隠れてしまいますが富士山がとても立派です。
この展望台には、カメラを置く台が設置してあるので、台にカメラを置いて富士山をバックに写真を撮ることができます。
第2展望台
第1展望台から5分ほど歩くと第2展望台があります。
この第2展望台からは、河口湖がよく見えて河口湖と富士山のコラボが見ることのできる素晴らしいロケーションです。
ここでしばらく撮影タイムを行いました。この第2展望台までは、観光の人でも行ける範囲なので普段山登りをしない人にもこの場所は、オススメです。
破風山
撮影大会がおわり、第2展望台からは景色の見えない樹林帯へと入っていきます。
第2展望台からは少し登り、歩きやすい平坦な道に出るころに破風山山頂に到着します。
山頂といっても看板がこれだけなので、見逃さないようにしましょう。
破風山山頂は切り開いておらず、景色はまったく見ることができません。
黒岳山頂
黒岳山頂は広いスペースがあるものの切り開いておらず、景色を見ることができません。
写真の奥の方に看板案内で「富士山・河口湖が一望できる場所あり 200m」と案内が書かれています。
そちらの方面に少し歩いていくと、富士山と河口湖を一望できる展望台に到着します。
展望台
ここで皆さんご飯を食べられていたので、 私たちもこの景色を眺めながらご飯を食べました。それに天気がいいし、とてもいい景色です。
富士山を見ながら飲むカフェオレはとても美味しかったです。
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ご飯を食べ終わってからもしばらくは、富士山をひたすらと眺めます。そのくらいこの日はいい景色でした。
捻挫する
展望台で富士山を満喫したら、来た道を下山していきます。
この日は寒さもあって下山中、鼻水が垂れてきます。鼻水をかもうとティッシュをポケットから取り出し、ティッシュを袋から取り出そうと夢中になっていると目線がティッシュにいってしまいました。
歩きながらティッシュを取り出していたので、そのまま大きな浮石に足を乗せてしまい、そのまま足を挫いてしまいました。
「いっっっっったっ!」
一緒に行ったメンバーは足を挫いた私を心配してくれたのですが、一番後ろを歩いていた私がティッシュに夢中で浮石に足を置いたとは恥ずかしくて言えませんでした。なので、左手に見える富士山に見とれてて足を挫いたということにしました。
幸いにも捻挫は軽めで済んだので、そのあとは難なく歩くことができました。しかし、その日の夜から足首が少し紫色になり、痛みが1ヶ月ほど続きました。
捻挫だと思って甘く見ていましたが、数年たった今でも山を歩いてて疲れたときなどに痛みがはしることがあります。たとえ軽い捻挫でも病院に行ってちゃんと治療をするべきだったなと今更ながらに実感しています。
皆さんは軽いケガでも過信しないで、安心を買うためにも病院に行きましょう!
まとめ
黒岳は富士山と河口湖が綺麗に見えるとして、写真家さんの間では有名な山のようでした。
下山して林道を歩いているときに、立派な写真を担いだ人とすれ違ったので夕日に映える富士山を狙ったのではないでしょうか。
展望台までは歩きなれた人なら、多少暗くても難なく歩くことのできる場所です。写真初心者の人には風景を綺麗に撮るにはいい練習場所になるのではないでしょうか。
冬の黒岳は雪がしっかりと積もる山なので、冬に行かれる人は車のタイヤは必ずスタッドレスを履かせて場合によってはチェーンが必要になるかもしれません。
冬に黒岳の山頂まで目指す人は、軽アイゼンなど冬装備の対策をしていくといいでしょう。少しマニアックな山ですが、山登りをする人も観光で訪れた人も富士山を堪能できる素敵な山だなと感じました。ぜひ、みなさんも足を運んでみてくださいね。