体力がない人が北岳・間ノ岳縦走したら熱中症になったよ~1日目~

kitadake_1 山梨の山

2016年7月に初めてのアルプスに行ったよ。

山登りを始めて3年目で、

わたし
わたし

そろそろ、アルプスに行きた~い

って思い始めていたころ、ちょうど出会った山友さんの中に昔はアルプス縦走をしていたっていう強者がいたので、連れて行ってもらうことになったの。

本当は燕岳-常念岳の縦走の予定だったけど、天気が悪いよね~ってことで出発3日前に急遽少しでも天気が良さそうな南アルプスに変更。

すでに皆有給を取得しちゃってたから、2泊3日でのんびり北岳~間ノ岳の縦走に変更したよ。

今回歩いたルート

kitadake_2

1日目:愛知県から芦安駐車場まで向かい、芦安駐車場からは乗合タクシーで広河原。

広河原から白根御池小屋を経由して草スベリを登り北岳肩ノ小屋で宿泊。

2日目:天気が悪かったから、北岳肩ノ小屋から北岳を登って北岳山荘へ宿泊。

天気が良かったら間ノ岳まで足を運びたかったんだけどね~・・・

3日目:早朝から間ノ岳までピストンで行ってから、北岳はスルーして八本歯コルから左俣コースから河原沿いをひたすら下山。

もーねー…ザレ場が大っ嫌いな私には帰りのルートは本当に苦痛だったの!気を抜いたらズルっと滑って尻もち付いちゃうしさー。

愛知県から芦安駐車場へ

kitadake_3

愛知県から約3時間30分かけて、南アルプス市からアクセスする「芦安駐車場」まで向かったの。

愛知県から南アルプス市って・・・遠いね。

 

駐車場には7時ちょい過ぎごろに着いたんだけど、案内されたのが一番とおい駐車場だった。

金曜日だったんだけど、皆前日の夜から前乗りしてるみたい。

駐車場に到着したら、ちょうど乗合タクシーが来てくれたからすぐにタクシーに乗って広河原まで向かうことが出来たのはラッキー。

 

山小屋で同じ部屋になった人の話だと、始発のバスには乗り切れなくて臨時のバスも出てたんだって。

バスの中も立って乗るくらいだったみたいで、山に登る前から1時間バスの中で立ちっぱなしがツラかったみたい。

南アルプスに行くときには、なるべく連休は避けて行った方がいいのかもしれないね。

広河原から北岳に出発

kitadake_4

これは広河原にあるインフォメーションセンター

ここの2階で、登山届を提出することが出来るよ。

建物の中には綺麗なトイレもあるし、北岳に出発する前には寄っていってね。

 

吊橋

kitadake_5

広河原のインフォメーションセンターから登山口に向けてあるくと、吊橋が出てきたよ。

橋を渡ると「広河原山荘」が出てきて、そこが北岳の登山口。

帰りにこの広河原山荘に常駐してた医大生くんたちに、ちょっとお世話になっちゃったんだけどね。

登り始めから植物がたくさん

南アルプスって植物がたくさん自生して有名な場所って聞いてたけど、本当にたくさん花が咲いてたり、大好きな苔を見ることが出来たりして私には登ってて楽しいルートだったよ。

登り始めは緩やかで、写真を撮りながらゆっくりと登っていくと色んな植物を見る事が出来たよ。

チシマギキョウ

kitadake_6

なんていうお花?

kitadake_7

岩に張り付いたキャベツみたいな葉っぱ

kitadake_8

ハートマークのような葉っぱ

kitadake_9

タカネグンナイフウロ

kitadake_10

白くて小さな花がぎっしり

kitadake_11

花だけでなくって、緑も綺麗で植物に恵まれた山域なんだなぁって思ったよ

kitadake_15

道が崩れているところは舗装されている

kitadake_12

こんな感じで道が舗装されていて、非常に歩きやすくなってた。

ありがたい~

でも、雨降ってたり濡れてたりしたら滑りそうだからそんな時は注意が必要かも。

kitadake_13

この辺りには水が流れてたから、火照った顔を冷やすのにはいいかも~

あ、そうそう

この辺りの左手側には景色が切り開いてるんだけどね・・・

kitadake_14

まっしろ~

白根御池小屋

kitadake_16

歩き始めて、約3時間30分くらいで到着~

この小屋周辺には、たーくさんの人でにぎわってた。

小屋も綺麗そうだったし、いつかはこの小屋に泊まってみたいね。

小屋の近くには池があって、そこがテント場になってたよ。

kitadake_18

 

私たちはこの日は北岳肩ノ小屋が目的地だから、ご飯を食べたら出発。

白根御池小屋から尾根に出るまでは花の宝庫

白根御池小屋から約2時間くらい「草スベリ」と名付けられた、急坂が続くよ。

ここの坂を登ったとき、本当にシンドかったから登ってる様子を撮ってない・・・

でもでも、

ここから先は植物の宝庫だったよ!

長い急坂が続くから、休憩がてらお花ちゃん達を写真におさめるのオススメ。

ミヤマハナシノブ

kitadake_17

このお花は北岳を代表するお花なんだって!

7月の上旬に咲き始めるお花みたいで、北岳で夏を知らせてくれるお花ちゃん。

タカネナデシコ

kitadake_19

7月下旬から咲き始めるお花ちゃんのようだけど、この年の7月中旬でもしっかりと咲いていた。

たぶん・・・カラマツソウ

kitadake_20

夏山の代表的なお花ちゃん。

6月下旬から9月ごろまで見られるみたい。

コバノコゴメグサ

kitadake_21

7~9月の高山帯に見られるお花ちゃん。

ウサギギク

kitadake_22

日当たりのいい場所に咲くウサギギク。

草スベリが終わる辺りにはこのウサギギクちゃんがたくさん咲いてたよ。

kitadake_23

草スベリが終わってからも、しばらくは急坂の樹林帯が続く・・・。

樹林帯を超えたら

kitadake_24

樹林帯がもうすぐなくなるよってところで、急に稜線が見えてきたよ~。

それまではぜーんぜん景色が見えなかったから、これはすんごく嬉しかった。

kitadake_25

この柵が出てきたら、樹林帯が終わるよ。

ここからは稜線が見えてくるし、高山植物の宝庫だからここからは一気にテンションぶち上がり。

kitadake_26

ほら!

ほらほら!

ちょっとガスちゃってるけど、稜線歩き~

右手側には甲斐駒ヶ岳ちゃんが雲の合間からチラリ。

チラリッ

kitadake_27

 

ここまで来たら、肩ノ小屋まではあと少し~

kitadake_28

稜線に出てから、みんな急にテンションがブチ上がり!

北岳肩ノ小屋で宿泊

kitadake_29

小屋には16時ごろに到着~

今思えば、肩ノ小屋って以外にも標高が高いところに建ってるんだね。

次の日に北岳に登ってから北岳山荘に向かう予定だったから、この日は北岳には登らなかったの。

時間も時間だったし、疲れちゃったし。

 

この日はテントもたくさん建ってたよ~

kitadake_31

色とりどりのテントがたくさん建ってて綺麗。

でも、こんな高いところまで皆よくテントを担いで登れるよね・・・

肩ノ小屋の夕食

kitadake_30

山の上だけど、魚メニュー。

美味しかったんだけど、疲れちゃって食欲がなくって残しちゃった~

ごめんなさーい

日暮れは綺麗だった

夕食後は、日が暮れるまで外で景色を眺めてたよ

kitadake_32

すっごく寒かったけど、日が暮れる景色は本当に綺麗だった。

寒かったから、小屋でストーブに当たってあったまたらまた外で景色を見てってのを繰り返してたよ。

kitadake_33

夕日で赤くなった富士山も凄く綺麗だったよ。

富士山がこれだけ大きく綺麗に見れるのは、南アルプスの醍醐味なのかなぁ。

この日の夜は雲が上がってきちゃって真っ白だったから、星空は見ることが出来なかったよ。

朝日は見れなかった

kitadake_34

まっしろ~

この日は天気が良くないって予報だったから、朝からガッスガスだったよ。

だから朝日は諦めて、朝食を食べたよ

kitadake_35

シンプルだけど、魚と卵とちょっとした副菜でバランスがいい朝食。

ご飯・味噌汁はおかわり自由だからたくさん食べる人は嬉しいよね。

長くなっちゃったから、2日目はまたつぎのブログに続くよ

コメント

タイトルとURLをコピーしました