2018年4月静岡県にある奥大光山に登ったとき、クマンバチが何匹も私の周りをブーンと羽音を響かせてホバリングしていました。
ハチはハチなので、怖くて刺激しないように静かにすごしていました。
対処方法が知りたくて、クマンバチについて調べてみました。
クマンバチって?
体長が2センチを超える大きさで、黒光りしてズングリとした体形が特徴のハチです。
オスは動くものの周りでホバリングをすることで、相手がメスのクマンバチであるのか確認をするために人間の周りなどホバリングするようです。
なので、奥大光山でホバリングをされた私は、メスなのか確認をされていたようです。
はたしてメスとして認識されたのでしょうか?
クマンバチの活動期間は、春の終わりから秋までで登山シーズン中は山で出会うとホバリングされるということですね。
性格は温厚で、危険は少ないハチです。
クマンバチは人を刺すのか
先ほど説明したように、オスのクマンバチは自分のテリトリー内に入った動くものに対して、ホバリングをすることで相手を確かめます。
このとき、オスのクマンバチの場合は毒針が無いので刺すフリをしたとしても実際に毒を刺すことはないようです。
一方、メスのクマンバチは毒針を持っており、交尾を終えたメスのクマンバチは産卵に向けて巣づくりを始めます。
クマンバチの巣のなかにはメスのクマンバチが生息しており、巣に近づいてきたものに対して刺してきます。
クマンバチのオスが回りをホバリングしてくるということは、巣が近くにある証拠でメスが出てくる可能性も高いので、速やかにその場を離れるようにしましょう。
クマンバチの毒性は、スズメバチやアシナガバチに比べると弱いけど、アナフィラキシーショックなどで命の危険が無いとも言い切れません。
クマンバチって呼んでたけど、本当はクマバチという?
子供のころから「クマンバチ」って言っていたけど、本当は「クマバチ」というらしい…
「クマンバチ」と呼ぶのは方言だそうです。
結果、私の周りをホバリングしていたクマンバチは全員男性で私をナンパしていたことが分かりますね。
ただし、メスがヤキモチをやいて毒針を持って刺してくるかもしれないので、クマンバチが近づいてきたらすぐにその場を去るようにしましょう。