2021年6月、前から行ってみたかった三重県にある大台ケ原へ行ってきました。
三重県の下の方にあることもあって、隣の県にも関わらず愛知県からは結構遠かった大台ケ原。
天気も良くて、気持ち良きハイキングが出来たのでその様子を書いてみました。
大台ケ原ってどこにある?
三重県多気郡にあって、日本でも指折りに雨量が多い尾鷲市の近くにあります。
三重県と奈良県の県境にあって、名古屋市主要部からは車で4時間ほどの距離のところです。
三重県の奥の方にあるので、愛知県からアクセスするのはなかなか遠い場所でした。
愛知県からは遠いから、前日の夜に向かって大台ケ原の駐車場で車中泊したよ~
大台ケ原に近づくについれて、 24時間営業のコンビニがなくなっていきました。
夜中に走ると辺りも真っ暗になって分かりづらいから、最終トイレをあらかじめ調べておいた方がいいと思います。
最終トイレをあらかじめチェックしてなくて、トイレ行きたくなっちゃったときにはトイレらしいところはなくなっちゃってたんだよね~
山道入ってから友人に車を停車してもらって、お花摘みしちゃったわ
そこらじゅうで鹿ちゃんたちがキューキュー鳴いてて、ちょっとコワかった・・・
ちなみに、大台ケ原は鹿ちゃんがたくさんいたから夜中に行くときには、鹿ちゃんが突然道路に飛び出してくることもあるから気を付けて運転した方がいいと思います。
大台ケ原ってどんなところ?
吉野熊野国立公園で、雨量が多い山域。
日本百名山のひとつに選ばれています。
昭和34年におきた伊勢湾台風によって大台ケ原の森林が破壊されて、それによって苔多き山域が枯れ木と笹の景色へと変貌をして、それが神秘的な景色として人気を博しているようです。
冬季は通行止め
大台ケ原へ向かう県道40号線(通称:大台ケ原ドライブウェイ)は冬季は通行止めになります。
もし、冬季に行きたい場合は大台ケ原ドライブウェイ手前で駐車して、駐車場まで15キロを歩くことになるみたいです。
駐車場まで15キロ・・・
大台ケ原をトレッキングする前に疲れきっちゃいそう
今回歩いたルート
ビジターセンターから日出ヶ岳へ行って、牛石ヶ原を経由して大蛇嵓。
大蛇嵓からは樹林帯を歩いてビジターセンターへと帰る、周回ルートを歩きました。
計画を立てたとき、時間かかっちゃうかな~って思ったけど歩いてみたら歩きやすくて大台ケ原はそこまで広くなかったから、ちょっと物足りないくらいだったよ~
駐車場から30分で、展望デッキ
夜に駐車場に着いたときには車はまばらに駐車してた感じだったけど、朝6時ごろ起きてみると続々と車がやってきました。
みんな夜中に運転して来たのかな~?
昼頃下山してきたら、バイクもたくさん駐車してて大賑わいだったよ
朝6時に起きて、ご飯食べたりゆっくりと出発の準備をして日出ヶ岳へ向けてゆっくりと出発。
建物の隣から出発しました。
ルートは平坦で、比較的に歩きやすい感じでした。
大台ケ原は全体的に歩きやすい感じだったから、観光客の人もハイキングを楽しむことも出来そうな感じだったな~
登山口から歩きやすい道をおよそ30分歩くと、展望デッキに到着しました。
展望デッキ
展望デッキからは海が見えました。
空気が澄んでたら富士山も見えるらしいけど、この日は見えなかったな~
展望デッキから10分くらいで、日出ヶ岳
展望デッキからゆっくりと歩いて10分ほどで、階段が出てきます。
この階段を登っていくと展望台が現れてきました。
青空が綺麗だわ~
展望台に上がって登ってきた道を振り返って見ると、次に行く目的地が見えました。
あっちの台地も気持ちが良さそうやわ~
展望台が最初に目についたから展望台にのぼったけど、展望台から降りてみたら展望台の隣には日出ヶ岳の看板がありました。
この看板を発見して、はじめてここが日出ヶ岳って気づいたのよ~
大台ケ原らしい景色
よく登山雑誌とか、登山ツアーのパンフレットとかで見かける大台ケ原の景色。
木段になってるものの、とても歩きやすいのでゆったり景色を眺めながら歩くことが出来ました。
木が枯れていて、不思議な景色だったな~
この景色をゆっくりと堪能しながら降りてくると、広場が出てきました。
来た道を振り返ると、日出ヶ岳が見ることが出来ました。
この広場には展望台のような木道がありました。
こんな感じの木道と展望デッキがあったよ~
枯れてるけど、立派な木が一本立ってました。
展望デッキでふんわり景色を楽しんだら、尾鷲辻の方へ向かって歩いて行きます。
ここから先は比較的歩きやすくて、気持ちがいいルートが続きます。
気持ち良きルート
この辺りは歩いてて、とっても気持ち良かったな~
いきなり神武天皇の像が出てきた
神武天皇の銅像が急に出てきました。
なんで???
神武天皇が東征のとき、大台ケ原を超えた伝説があることにちなんで銅像が建てられたそうです。
この銅像が建てられてる木立に、神武天皇が腰をかけたといわれているのでこの場所に銅像が建っているとか・・・
大台ケ原の見どころのひとつ、大蛇嵓(だいじゃくら)
大台ケ原の魅力のひとつ、「大蛇嵓(だいじゃぐら)」。
落ちていってしまわないようにクサリは両サイドに張られてるけど、結構傾斜のある岩場なので滑っちゃいそうな感じでした。
ここを下りて行く人はみんな、滑って転ばないようにソロリソロリ先っちょまで歩いてたよ~
なので、わたしもソロリソロリと先っちょまで行ってみました。
カッコつけて立ってるけど、この日は風が強くてかなりビビって立ってるのよ~
このあと風に吹かれてこわくて座りこんじゃった。笑
ちなみにこの大蛇嵓の先っちょまで行くと見ることが出来る、木が生えた岩が見ることが出来ました。
この写真だといまいち何だかよく分からないけど、秋の紅葉してる景色がよく雑誌とかで見かけると思います。
「大蛇嵓 秋」で検索すると画像がたくさん出てくるはず・・・
大蛇嵓から駐車場までは普通の登山道だった
大蛇嵓から駐車場までは普通の登山道でした。
途中には川が出てきて、ちょっと揺れる橋を歩きます。
この辺りで川を眺めながら休憩してる人も多かったよ~
橋を渡ってみました。
上から見ると、両サイドがスカスカな感じで高所恐怖症の人にはちょっと厳しいかも・・・
橋の先の登山道には、綺麗に苔むしたところもありました。
ゆっくり歩いても3時間30分強で駐車場に到着することが出来ました。
このあたりは、ちょっとだけ八ヶ岳っぽい~
ゆっくり歩いても3時間30分強で駐車場に到着することが出来ました。
最後に
大台ケ原から帰る途中で、道の駅に寄って鮎の塩焼きとうどんを食べたけどこれがまた美味しかった。
まとめ
何年も前から行きたかった大台ケ原へ行くことが出来ました。
大台ケ原の位置する場所が場所だけに、雨量の多い地域だから浸食されて不思議な世界が広がってたのが他の山とは少し違って面白かったなって思います。
今回、わたしたちが歩いたルートは比較的歩きやすくてそんなに時間がかからないから、登山初心者にもオススメだなって感じました。
ただ・・・大台ケ原が遠い!
興味がある人はぜひぜひ行ってみてくださいね~
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