2017年11月、メルヘン街道が通行止めになる直前の八ヶ岳に行ってきました。今回は同行者が八ヶ岳が初めてで、八ヶ岳らしさを感じる北八ヶ岳に行きたいということで茶臼山と縞枯山に行ってきました。
麦草峠駐車場から
メルヘン街道は凍結することなく、ノーマルタイヤで走ることができましたがこの時期の八ヶ岳はいつ道路が凍結してもおかしくない時期なので、ノーマルタイヤで向かうのはおすすめできません。駐車場の気温はマイナス1℃で、駐車場には融雪剤がまかれていました。
まずは、麦草峠から茶臼山に向けて出発しました。麦草峠からすぐに現れる木道は凍結してツルツルに滑ったので、この時期に行かれる人は滑り止めなどを持っていくと便利だと思います。
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こんな感じに木道を敷いた道がしばらく続きます。滑って転倒しないように注意してあるきます。
土がむき出している場所では、霜柱がそこらじゅうで大きく育っていたので手に取ってみると春雨のようです。
展望台は切り開いていて、この日は北アルプスがよく見えます。八ヶ岳の下の方が紅葉しているのも、よくわかります。この展望台から南八ヶ岳もよく見えました。
茶臼山から縞枯山の方に向かっていくと、とたんに雰囲気が変わります。これは、縞枯れ減少でしょうか・・・?
このあたりも樹林が枯れていたので、粉糖のような雪がところどころ積もっていました。苔にもしっかりと雪がのっています。
このあたりは、登山口よりも霜柱が成長していたので、思わずごっそりと掴んでみました。
展望台からゆっくりと歩いておよそ1時間、縞枯山の山頂に到着です。
この展望台から、茶臼山と南八ヶ岳も眺めることができます。
この綺麗な景色を眺めながら、お昼ご飯を頂きました。
下りは五辻の方へ
茶臼山の山頂に向かうまでの登山道が、結構急登だったのでそこを下るのは嫌だねってことで、縞枯山から茶臼山の中間あたりにある分岐で五辻の方に下りました。
分岐から五辻までは急坂で岩々したルートを滑らないようにゆっくりと下ったので1時間ほど下り続けるのは結構しんどかったです。五辻からメルヘン街道までのルートも平坦だけど、岩々していて整備されていないので、とても歩きにくいルートです。
下りに使用したルートはエスケープルートと思っていましたが、こちらのルートの方がキツいと思います。縞枯山から下るときは素直に茶臼山を経由して下った方がラクだと思いますが、ご自身の体力と時間と相談しながらルートを選んでくださいね。私たちは「素直に茶臼山経由で帰った方が良かったね」ってなりました。
雪が本格的に降る前の北八ヶ岳は、木道が凍っていてとても滑りやすいけど登山道の地面自体はドロドロしていないので、すごく歩きやすかったなっていう感じでした。北八ヶ岳の登山道自体が整備されていないルートなので、行かれる人は気を付けてください。