2020年9月、岐阜県にある大日ヶ岳へ登山初心者の父親と行ってきました。
この山は初めて山登りをした思い出の山で、7年ぶりに訪れます。
東海地方でスキーやスノーボードでウインタースポーツを楽しむ人には、「ダイナランド」というスキー場としてなじみが深い山なのではないでしょうか。
7年ぶりに登って改めて、この山が素敵な山なんだなっていうのに気づくことが出来たので、
東海地方で初心者でも登れそうな山が知りたーい
体力に自信がないけど、どこか登れそうな山はないかな~?
って思っている登山初心者もしくは、体力に自信のない人はぜひ参考にしてみてくださいね。
今回登ったルート
大日ヶ岳には3つのルートがあるけど、今回はその中でも一番距離が短いダイナランドからの直登コースです。
大日ヶ岳のルートは→こちらで確認ください
トイレ
駐車場近くにある、ホテルヴィラモンサンのトイレが解放されていました。
7年前はスキー場のトイレが解放されていた記憶があるけど、今回はホテルでトイレを借りました。
15時ごろ下山したときには、トイレが施錠されていました。
大日ヶ岳にはトイレがないので、登り始める前にトイレに寄っていきましょう。
大日ヶ岳の駐車場
ホテルヴィラモンサンからすぐ先の広場のような場所に、車を駐車することが出来ます。
ここから先には大日ヶ岳の駐車場があるのですが、スキー場がやっていない時期はここまでしか車を乗り入れることが出来ません。
この辺りに適当に停めることが出来るから、たくさんの車が停められそうだったよ
先ほどの駐車スペースから先は、こんな感じで車両侵入禁止になってました。
7年前にこの山に来たときは、ガイドさんに連れて行ってもらったのでここから先はどこをどうやって歩いたのか覚えていなかったので登山アプリのYAMAPの地図を参考に歩きます。
7年前はスキー場がもっと高い壁のように感じたけど、こんなになだらかな坂だったっけなぁ?
スキー場を登る
7年前は上級者ルートのようなスキー場を直登したような記憶があったけど、大日ヶ岳のホームページではそのルートは現在工事中とのことで今回はこの迂回ルート(中級者ルート)から登ります。
中級者ルートとはいえ、結構傾斜が急だし日陰がなくて日差しがガンガン当たって結構キツかったよ~
写真で見えてるスキー場の切れ目はスキー場の終わりではなく、ほんの序の口でこれの4倍くらい登りました。
スキー場はキツいから、休み休み景色を堪能しながら登って行きました。
登ってる途中でも、景色がいい!
スキー場終点には・・・
インスタ映えしそうな枠が置いてありました。
なので・・・
枠におさまってみました。
でもこの枠、人が一緒に写る用ではないみたいで頑張っても顔しか出すことが出来ませんでした。
樹林帯に入る
さっきのインスタ枠からもう少しだけ急坂を登ると、樹林帯の入り口が出てきました。
ここを左側に入っていくと、山頂に行くことが出来ます。
樹林帯に入ってしばらくは、急坂を登って行くので紅葉し始めた木々を眺めながらゆっくりと登って行きます。
しかし、前回の硫黄岳に引き続きバテバテな父親。
見て見て!紅葉してるよ!
はぁはぁ・・・
・・・それがどーした!
・・・
(えー・・・紅葉を見るためにこの山に登ってきてるのに)
はい、紅葉を見に登りにきたはずなのに、紅葉を全く楽しめてない父親は一生懸命登ってました。
坂が緩やかになって気持ちのいい登山道になる
この看板が出るところから、坂が緩やかになります。
7年前に来たときには、この看板のダイナランド方面から登ってきた気がするよ
ここから先はしばらくこんな感じのルートを歩いていきます。
平坦で、葉っぱが紅葉していて歩いててとっても気持ちがいいルートだったよ
ここまで車で来れたらなぁ・・・
枯れ葉とコケと黄色い登山靴が秋を思わせてくれる色どりでした。
私が履いてる登山靴
この登山靴はちゃんとソールにシャンクが入ってるので、アルプスのような高山特有の石ごろごろの道でも比較的歩きやすくなっています。
なんといってもモンベル特有のトレイルグリッパーは、岩場や木など滑りやすいところでも他のソールに比べて滑りにくいっていう特徴のソールが山歩きが下手な私には嬉しい機能です。
ガッツリ雪があるところではさすがに水分がしみてきてしまうので雪山はNGだけど、ちょっと雪がついてるなっていう程度だったら大丈夫とのことでした。
靴の重量も軽量な方で、体力に自信のない人にはオススメな靴だなって思います。
ちなみに、今年の夏はこの靴の男性用を着用している人をたくさん見かけたので、山小屋などで間違えてしまう可能性があるかもしれません。
気になる人はぜひ一度モンベルで試着してみてくださいね。
前大日ヶ岳
緩やかな坂を登っていくと、前大日ヶ岳が見えてきました。
天気が良くないけど、上の方が紅葉してて綺麗です。
7年前は紅葉がもうちょっと綺麗だったな~
7年前の紅葉はこんな感じ
あれ・・・?
7年前の紅葉も似たような感じだった・・・
クサリ場
前大日ヶ岳へ向けて歩いていると、唯一のクサリ場が現れました。
写真では大したことがないように見えるけど、結構段差がある岩場なので天気が悪いときは滑りやすいかもって思いました。
7年前はこのクサリ場が凄くコワかったよ
下山のときに上から撮った様子です。
岩場苦手な父親でも、慎重に下りれば問題ありませんでした。
動画に撮ってないけど、この後父親がクサリに頼り切りになってクサリに振り回されてターザン状態になってたよ~
クサリがあっても完全にクサリに頼り切っちゃダメだよ
前大日ヶ岳に到着
前大日ヶ岳に到着しました。
ここまで来たら山頂まではあと少しです。
写真に写ってるとおり、山頂は雲に隠れちゃってたので山頂までとりあえず行ってみてガスとか風が強いようなら看板と写真を撮って下山途中でご飯を食べようと話し合いました。
前大日ヶ岳から20分ほどで山頂に到着
大日ヶ岳から20分ほどで山頂に到着しました。
予想通り真っ白です。
7年ぶりの大日ヶ岳だ~
山頂ではたくさんの人がご飯を食べていました。
なので、私たちも景色は見えないけどお腹空いちゃったので、山頂でご飯を食べることにしました。
風がまあまああったので、風がなるべく来なさそうな笹の近くでご飯を食べました。
下山は紅葉が綺麗だった
秋に山に登っていていつも思うけど、朝に見る紅葉よりも午後に見る紅葉の方が綺麗に見えるのはなぜなんでしょうか?
日の当たり方のせい??
山頂から降りてくると徐々にガスが晴れてきて、街も見えてきました。
スキー場は急坂だからジグザグに下りる
スキー場は結構急な斜面なので、そのまま真っすぐ下りるとヒザに負担がかかるので、ジグザグに下りると負担が少なく下りることが出来ます。
滑って転んじゃうんじゃないかっていう恐怖感も少しは軽減出来るかも。
この方法は、7年前にガイドさんから教えてもらったんだけどね
まとめ
大日ヶ岳は7年前に初めて山登りをした山として、私のなかでは思い出深い山です。
7年前はとにかくツラくて、
山登りなんて二度とやるか!
なーんて思ってたけど、それから少しずつ色んな山を登っていって段々と山登りにハマってて、まさか7年も続けてるだなんて当時は思いもしませんでした。
今回は7年ぶりに登山初心者の父親を連れて登ってきたけど、大日ヶ岳は景色が綺麗だしとーっても素敵な山だなって思いました。
普段全く運動をしない女性がいきなりこの大日ヶ岳に登ると、多分めっちゃめちゃキツいと思うけど、いくつか山に登っていて
東海地方で、登山初心者向けのいい山はないかしら~?
って人にはオススメなので、ぜひ挑戦してみてください。
また、冬はスキー場からリフトに乗って上まで上がったらそこからスノーシューハイクで山頂まで行くことが出来るので、そんな楽しみ方もオススメですよ。
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