2018年5月に上高地から蝶ヶ岳に登ってきました。
そのときの上高地はニリンソウが咲き乱れており、初めてニリンソウという植物を見かけたので、ニリンソウについて調べてみました。
ざっくりいうと、ニリンソウとは
春の山の代表的な植物。
その名のとおり、1本の茎から2輪の花の茎が伸びているのが特徴的な花です。
感じで書くと「二輪草」。
キンポウゲ科で、有毒植物が多いキンポウゲ科のなかでは数少ない食べることのできる植物のようです。
花の時期は3~5月で、雪解けし始めた5月の上高地はまさに見ごろの時期。
猛毒植物のトリカブトにそっくり!?
葉っぱがとてもそっくりです。
ニリンソウの花の開花時期が3~5月なのに対して、トリカブトは8~10月と暑い時期の花です。
自生場所は、ニリンソウは川沿などの湿った場所ですが、トリカブトは比較的寒い山に群生します。
なので、寒い地域の東北や北海道などの地域ではトリカブトをニリンソウと間違えて食べることによる食中毒も発生しています。もし、ニリンソウを食べるときには必ず花を確認してから摘むようにしましょう。
ニリンソウの花ことば
友情
協力
ずっと離れない
ニリンソウの見た目から連想できる花ことばですね。
ニリンソウの食べ方
茎から上を食べることができます。
おひたし、煮物、和え物などに料理します。