今回は山を安全に楽しみたいと思っているあなたに、オススメの登山専用の地図アプリを4つ紹介します。
地図アプリに迷っている人、これから登山を始めようと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
- YAMAP
- ヤマレコ
- 山と高原地図
- ジオグラフィカ
山の地図を見るのは、Googleマップじゃだめなの？
「地図なんてGoogleマップがあればいいんじゃないの？」
そう感じている人もいるのではないでしょうか。
最近ではグーグルのカメラが山を登っているようなので、登山道の様子が部分的にストリートビューで確認することができます。
こちらは白馬岳をGoogleマップで見たものです。
一見すると、点線で登山道が描かれていてこれで充分な気がします。
だけど・・・
2020年に私が歩いた栂池ロープウェイから白馬大池山荘までのルートは描かれていません。
白馬岳へ1人泊まり登山をしたときの様子やルートを紹介～白馬山荘から栂池～
これは登山用のマップです。
Googleマップとの大きな違いは、等高線が描かれていること。
等高線とは、茶色いシワシワした細かく描かれた線のことで、これが描かれていることで標高を知ることが出来ます。
一方、Googleマップは等高線が描かれていないので、そのルートが登りなのか下りなのか、どのくらい登るのか・・・といったことが分かりません。
さらに登山用のマップには危険個所・水場・小屋・トイレ・花畑などポイントが描かれているので、休憩する目安にもなります。
こういったことから、山ではGoogleマップではなくてちゃんとした登山用のマップを利用することを強くオススメします。
登山用の地図アプリ4個
YAMAP
現在、たくさんの登山者が利用しているアプリです。
わたしもこのアプリを利用してるよ
普通の登山者だけじゃなく、トレイルランニングを楽しむ人もこのアプリを使用しています。
地図を見るだけでなく、登山日記を投稿することが出来るので登山道の様子や山の様子をリアルに知ることが出来たり、他の登山者と交流をとったりすることが出来ます。
また、GPSを使用して自分の位置を知ることが出来るので、山の上でのナビといったところでしょうか。
山に登る時には提出しなければいけない登山届も、YAMAPでデータを入力して簡単に提出出来ます。
ただし、
・YAMAPはバリエーションルートが載っていない
・いちいち地図をダウンロードしないといけない
・コースタイムがかなり速めに設定されている
といった声を聞きます。
YAMAPについては別記事で詳しく書きます。
ヤマレコ
2005年からサービスを開始したので、YAMAPよりも8年も早くからサービスを提供しているサイトです。
ただし、アプリへの進出は遅くて2015年あたりからアプリサービスが開始されました。
YAMAPよりも前からあるサービスなので、昔から山を楽しんでいる登山者が使用しているアプリというイメージがあります。
GPSを使用して自分の位置を知ることが出来る機能、登山日記の作成、登山届が提出出来るなど機能的にはYAMAPと違いはないようです。
山の地図といえば「山と高原地図」ですが、ヤマレコは山と高原地図と連携しているので、YAMAPよりもコースタイムはより正確なもののようです。
山と高原地図
山の地図といえば「山と高原地図」。
そのマップがアプリでも使用することが出来ます。
このアプリ自体にはYAMAPやヤマレコのような日記を作成したり、登山届が提出出来たりといった機能は付いておらずヤマレコと連動させることでその機能を使用出来るといった感じです。
ジオグラフィカ
YAMAPやヤマレコとは違って、地図だけに特化したアプリです。
登山中に音声ガイドをしてくれるのが特徴で、岩場や雪山でも音声で案内をしてくれるのが魅力のアプリです。
他のユーザーとの交流はなく、自分で地図にチェックポイントを追加することが出来るので、自分だけの地図を作りたい人にオススメなアプリ。
他のアプリのように月額払いではなく、1,500円前後の金額を支払うとすべての機能を使用することが出来ます。
まとめ
1.YAMAP
2.ヤマレコ
3.山と高原地図
4.ジオグラフィカ
登山をするときには、登山アプリを使用して安全に山を楽しみましょう。
コメント