水芭蕉シーズンの尾瀬へ水芭蕉を見に行きました~後半~

oze-2_1 群馬の山

2016年6月に行った尾瀬の話の続きです。

前半はこちらチェックしてみて↓

水芭蕉シーズンの尾瀬へ水芭蕉を見に行きました~前半~

山の鼻から竜宮小屋へ

 

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山の鼻は尾瀬ヶ原方面と至仏山方面、尾瀬研究見本園への分岐点のようです。
今回は歩きませんでしたが、尾瀬研究見本園へのルートがとても尾瀬っぽい景色だったので、入り口部分で写真だけ撮ってみました。
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わたし
わたし

このまっすぐに伸びた道、尾瀬っぽくない?

尾瀬ヶ原

 

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尾瀬ヶ原も尾瀬っぽい景色でした。

わたし
わたし

こっちも尾瀬らしい景色だった。笑

てか、尾瀬に来てるのに尾瀬っぽい景色ってなに?

木道の途中にはベンチが設置されているので、普段運動をしない人もゆっくりと休憩しながら歩けます。

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この日は天気も良く、歩いていても暑くも寒くもなく歩いていてとても気持ちのいい季節です。

竜宮小屋

ゆっくり歩いて、およそ4時間で竜宮小屋へ到着しました。

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この日は竜宮小屋でお世話になります。

私たちは1泊2食付きにしたので、9,000円でした。

2016年の値段なので、詳しい料金は竜宮小屋のホームページでご確認してみてください。

 

竜宮小屋にはお風呂がありました。

小屋に到着早々に、お風呂に入って歩き疲れた体をほぐしました。

石鹸等の使用は禁止だから汗を流すことは出来ないけど、山のなかでお湯に浸かれるのってとっても気持ちが良かったです。

夕食

 

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山の上だけど、メインは魚でした。

わたし
わたし

人の家に遊びに行ったみたいなメニューで、ほっと落ち着く味だったよ~

ボリュームもちょうどいい感じで美味しく頂きました。

星空観察

 

夕食のあとは、星空を見るために部屋でうとうとしながら空が暗くなるのを待ちました。

竜宮小屋は21時に消灯しました。

消灯してからヘッドライトを持って小屋のすぐ近くで星空を眺めます。すると・・・

 

カサカサ…

私たち:・・・?

 

小屋のすぐ裏は森となっており、草むらからかすかに物音がしました。

音がした真っ暗な草むらにヘッドライトの光を当ててみます。

すると・・・

 

ガサガサガサッ!

 

私たち:!?!?!?

 

急いで小屋に逃げ込みました。笑

わたし
わたし

というのも、ビジターセンターで尾瀬では熊が頻繁に目撃されてて、夕方から朝方まで熊は活発に活動するっていうのを読んでたのを思い出しちゃったのよね~

 

今思うと、そこまで大きい動物が動くような音じゃなかったから、小さい動物だったかなって思います。

わたし
わたし

でも、これですっかりわたしらビビっちゃったんだよね

星空見たいけど、動物コワイ

 

こんな状態で小屋の玄関でしばらくウダウダしてました。

 

するとそこへ、5人ほどの男女グループが星空を見に小屋を出ようとしていたので、ビビリな私たちはそのグループについていきます。

小屋から少し歩いたところにベンチがあるので、とても綺麗な星空を見ることができました。

わたし
わたし

小屋に戻るときも、そのグループについていって小屋に戻ったんだよね。笑

 

山小屋でガス漏れ!?

 

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他グループにくっついて無事に星空を堪能した私たちは小屋に戻るとそのまま床につきました。
この日は1室4名で、別ペアと相部屋でした。
部屋の広さの関係上、下のような寝方になりました。
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夜中の2時ごろです・・・
部屋の外で話し声が聞こえてきて、目が覚めます。
すると、なんだかガスのようなニオイがしてきました。
徐々にガスのようなニオイは、強くなっていきます。
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わたし
わたし

く・・・くさいっ!

小屋でガス漏れ!?

体を起こして小屋の様子を探ってみるも、特に小屋の中がバタついた様子はなく他の部屋の男性たちが山について語るような声しか聞こえません。
しかし、ガスのニオイは消えるどころかますます強くなっていきます。
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わたし
わたし

・・・あ!

友人がオナラしたんだ!

結論に至った私は、布団に潜り込んでニオイから避難しつつ寝ました。
翌日、朝食後のまったりした時間に思い切って友人に切り出してみます。
わたし
わたし

昨日さ・・・

寝てるときにさ、オナラした?

友人
友人

いやいやいや!

あれは、コケシ(私)じゃないの?

どうやら、二人ともお互いに屁をこいたと思っていたようですが、お互いに屁をこいたわけではないことが分かりました。
では、あの匂いは一体・・・?

ガス漏れの正体

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私たちの頭側には、相部屋の人が寝ていたことを私と友人は思い出しました。
おそらくは、頭側に寝ていた人がガスを漏らしたものとおもわれます。
山小屋では他人のガス漏れには気を付けましょう。

尾瀬の早朝は幻想的

 

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今回の尾瀬の目的のひとつ、朝霧を見ることです。
なので、日の出前の早朝4時ごろに起きて、早朝の尾瀬を堪能しました。
カッコウホトトギスが鳴いていて、とても爽やかな朝です。
この日も朝霧がバッチリと発生していたので、とても幻想的な景色でした。
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日の出の時間には空が少し赤く色づいてこの景色もまた、幻想的です。
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早朝の朝霧を堪能した私たちは、小屋に戻り朝食を頂いて、家路へと出発しました。
帰路はヨッピ吊橋の方を通って帰りました。

ヨッピ橋

 

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ヨッピ橋からしばらく歩くと、やっと水芭蕉の花を見つけることができました。
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やっと見つけた水芭蕉ですが、もう枯れる寸前です。
小屋の人のは話だとこの年は、冬の降雪が少なかったために水芭蕉が通年よりも1ヶ月も早く咲いてしまったようです。
水芭蕉が目的で行った尾瀬でしたが、代わりに緑が綺麗な尾瀬を見ることができたので素敵な尾瀬の旅をすることができました。

尾瀬で見かけた植物

 

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まとめ

 

今回ははじめての尾瀬っていうこともあって、至仏山や燧ケ岳に登りませんでした。

尾瀬の湿原をのんびり歩いて、小屋に宿泊するっていう贅沢な時間を過ごしました。

尾瀬の湿原はアップダウンがないから、

・体力に自信がない人

・初めての小屋泊

・初めてのテント泊

こんな人にもオススメな場所だなって思いました。

 

わたし
わたし

愛知県からもっと近かったら、毎年でも行っちゃうのにな~

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